おやつの量が3分の1になる「食べる瞑想」の実験
マインドフルネスプラクティショナーコース第3講座「『食べる瞑想』で健やかな毎日を送る」を開催しました。
この講座では、マインドフルネスの考え方をダイエットやストレスケアに活用する方法をお伝えしています。
講座を担当するにあたり、わたし自身も「食べる瞑想」を実践しました!
わたしは甘いものが好きで、運動不足と食べ過ぎに悩まされています。
そこで、食べる瞑想をしたときと、しなかったときを比べる実験をしてみました。
「なんだかチョコレートが食べたいなー」という気分の午後4時頃。
まずは、テレビを見ながらアーモンドチョコレートを「満足した」と感じられるまで食べます。
絶えず手と口を動かして食べること10分間。食べたチョコレートは12個。カロリーのことは考えたくないですね・・・・・・。
別の日の同じ時間帯に、今度はテレビをつけず、アーモンドチョコレートで「食べる瞑想」を行いました。
チョコレートのパッケージを読んだり、重みやかたち・厚さを手で確認したり、香りや味を楽しんだりして、1粒ずつ味わって食べました。
よくチョコレートを観察すると、アーモンドに皮が付いていました。チョコレートが溶けた後に皮が口に残らないから、それまで気づきませんでした。
そんな新たな発見をしながら食べて、「満足した!」と感じられるまで6分間。食べたチョコの数は6個。
おやつの時間も、食べる量も半分に減りました。
満足感は同じなので、「我慢している」という感じがまったくありません。
ちなみに講座では、普通にチョコレートを食べた後に瞑想をしてもらったところ、1粒を味わう時間が3倍になりました。
食べる瞑想を続ければ、おやつの量が1/2から1/3に減らせそうです。
講師 谷本 由紀
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