不安に気づき、不安を認める
緊急事態宣言が年始早々に出され、日常の当たり前が未だ取り戻せていない日々が続いています。
コロナが収束しない日々に、様々な不安が重なり、考え込むことが多くなることもあるかもしれません。
不安とは、心理学的に言えば、特定のものがあるのではなく、漠然とした状態におこるものとされています。解決策があったとしても、「〇〇になったら、どうしよう」が続く状態です。
頭のなかでグルグル考えていると、不安が止みません。不安が不安を呼び、不安が不安を終わらせてくれないのです。
マインドフルネスでは、こういった不安を解消することを目的としていません。不安に気づき、不安が小さくなるまで待つことができる状態を作り出します。
不安に立ち向かうのではなく、受け入れ認めることができると、そこにはもう「不安」は存在しないことになります。
マインドフルネスを日々の心の安定剤として気軽にやってみてください。
講師 伊藤之彦
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