心と体からのサイン! 「心身症」とは?
ストレスを感じると、体調が悪くなることはありませんか?
ストレスが蓄積したことが影響して、体に症状が現れる状態を「心身症」といいます。
代表的な症状に、胃潰瘍、過敏性腸炎、頭痛、心因性のめまい、じんましんなどがあり、さまざまな領域に現れます。
わたしはこれまで、いろいろな心身症を経験しました。心理学やマインドフルネスに出会う前のことです。
胃痛、食欲の減退、疲れやすい、不眠、突発性難聴、目の周りがけいれんする・・・・・・といった症状が出ました。
これらの症状が出た頃、仕事や恋愛ですごく悩んでいたんです。だから心身症だとわかったのですが、普通は体の不調とストレスを切り離して考えてしまいがちです。
ですが、ストレスが原因の心身症を回復させるためには、心と体の両面でのアプローチが必要です。
そして、早めに気づくことがなによりも大切です。
マインドフルネスを取り入れると、心と体の状態を俯瞰でとらえられるようになります。するとストレスや体調不良にも気づきやすくなり、対策もとれます。
わたしも今では、心身症を自分からのサインとしてとらえています。
目の周りがピクピクしたら、「あ、言いたいことが言えていないな。この考えをあの人に伝えよう!」とすぐに行動して、できるだけ早くストレスを手放すようにしています。
1日5分でいいので、自分の心と体の状態を観察する時間を作るのがおすすめです。そうすれば、体と心からのサインに気づきやすくなりますよ!
講師 谷本由紀
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